介護に関する用語集

徘徊(はいかい)

認知症における周辺症状の一つで、目的もなく、うろうろと歩き回る行動を指す。記憶障害や見当識障害がその要因の一つであるとされている。しかし昨今、当事者は「目的」や「意味」を持って歩いた結果、記憶違いで迷っているにすぎないという観点から、徘徊という言葉を使わず、ひとり歩きなどに言い方を改める動きも出ている。